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ステアステップ・ブレークアウェイ方式は、最もポピュラーなプランで「多段階方式」とも呼ばれます。売り上げによる昇格条件などを達成すると、段階的に還元率が優遇され昇格していくシステムです。
売り上げによる昇格条件は、その主宰企業によって、累積で判断される場合と、単月(1ヵ月)の実績で判断される場合、さらに2〜3ヵ月の累積合計(ロールという)で判断される場合の、3通りがあります。
外資系のアムウェイ、ニュースキン、FLPジャパン、ハーバライフなども、細部の条件は異なりますが、基本的にはステアステップ・ブレークアウェイ方式です。
まずは、スタートして最初の部分、「ステアステップ」から分析してみましょう。
ステアステップの特徴のひとつに、売り上げボリュームによって昇格できる到達点を設けていることが挙げられます。(図1参照)。アムウェイではダイレクトディストリビューター、ニュースキンではエグゼクティブと呼ばれます。
参加したメンバーは、まずその到達点を目標とします。(タイトル、ランク、ポジションなどと呼ばれます)
そのためにはいくつかのハードル(昇格条件など)を、超えなければなりません。先に述べた売り上げの条件以外に、ダウンに特定の有資格者を育成しなければならないという条件が定められているケースもあります。(系列条件と呼びます)
ハードルの難易度は、MLMの主宰企業それぞれで異なりますが、難易度が高いほど、そこに到達した後のメリットが大きくなるように設定されています。
「なぜ、そんなハードルがあるのだろう? 最初からトップでスタートさせてくれればいいのに」なんていう疑問を持つ人もいると思いますが、ステアステップの構造上、 トップのポジションは、会員の目標となるステイタスシンボルとしても機能しなくてはなりませんから、目標となるポジションの人は、目標となるくらいの収入をすでに得ていなければ意味がないのです。第二点は、ネットワークビジネスの基本的な構造に、その理由があります。
つまり「上位者に特定の還元をした実績によって昇格していく」というのが、MLMの大原則だからです。これを「先順位者の優位性」と言います。言い換えると、自分がそのポジションに到達した後は、自分の下位メンバーが昇格条件を目指して頑張ったり、条件を達成したりすることにより、特定のメリットを受けることができるということです。
この基本構造が連鎖することによって初めてMLMは成立します。
テアステップ採用企業のプランを見ると、さまざまな付帯条件を複合させているケースがほとんどです。例えば、PSVが特定のボリュームを超えると、さらに還元幅がアップする制度などがそれにあたります。ニュースキンでは、パーソナル・セールス・インセンティブ・リベートや、ファミリーリンクボーナスがこれに相当します。
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