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ステアステップによって、特定の到達点に達すると、今度は独立したグループとしてみなされます。これがブレークアウェイです。それまでは上位者の誰かのグループに所属していたことになります。
ところが、ここに問題が出てきます。自分のダウンが、次々に自分と同じランクに昇格してきた場合を想定してみると、同ランクが縦につながるので、ダウンが昇格基準を満たす時には一時的に収入が上がるが、ダウンが昇格した後は差額収入が発生しなくなります。
そこで、主宰企業はさらに収益を保証するプログラムを設けることになります。
自己グループ内で独立してきたメンバーの、PGSV(パーソナルグループセールスボリュウム)の一定額を上位の同格者に保証する制度です。「育成保証」「育成指導料」などと呼ばれる場合もありますが、「オーバーライド」という呼び方が多く使われています。
特に、消耗品を主力とするネットワークの主宰企業の多くに奥行き深く、数レベルにわたってボーナスを獲得できる仕組みが組み込まれている場合が多い。高額収入者を生み出す仕組みは、ブレークアウェイをした後の仕組みが大きくかかわっています。
オーバーライドは、ニュースキン、ハーバライフ、FLPジャパンなど多くが採用していますが、各社で呼称は異なります。(ニュースキンはブレークアウェイボーナス)ブレークアウェイ後の、保証プログラムには、オーバーライドの他に「パスアップ」という方式もあります。
パスアップは外資系ではアムウェイ、国内ではウィンズインターナショナル、グリオ、スカイクリスタル、サイバーブレインなど、多くの企業が採用しています。
ステアステップ、ブレークアウェイ方式のメリットは、まず、シンプルで伝えやすいこと。次に、他のプログラムと複合しやすいことなどが挙げられます。さらに、段階的に昇格条件にチャレンジすることから、グループの売り上げに勢いがつきやすい、ということもいえます。
10年以上継続して安定した実績を上げているMLM企業の多くはこの方式を採用しています。
ステアステップの段階的な仕組みは一般の流通にも通じます。一般の流通では、一度に仕入れる量によって仕入れ掛け率が変動しますし、仕入れの累積実績によって安く仕入れることができる場合もあります。普通の流通のシステムと似ている部分があることから、初めての人でも違和感なくMLMに参加することができるメリットがあります。なにも複雑なプログラムがすべて優秀とは限りません。
「伝えやすい」か否かというのも、重要なポイントとなります。
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