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パスアップ |
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オーバーライドと同じ権利収入プログラム |
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コミッション対象の売り上げの下限設定がない |
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パスアップの特徴は、コミッションの計算対象となる売り上げの「下限」の設定がないことだ。前述のオーバーライドには「何レベル先まで」という払い出しの限界点が設けられているが、パスアップにはそれがない。では、どうして払い出しが重複してもパスアップでは過払いにならないのだろうか。それは、「一定の基準額を、下位から上位へ永久繰り上げていく」という特殊な計算方法に秘密が隠されている。
オーバーライドの払い出しを金額を決定する要素は「何レベル先まで何%なのか」の2項目。それに対して、パスアップの払い出し金額を決定する要素は「定められた基準額と還元率(%)」という2項目だ。
一定の基準額を上位に繰り上げていく計算方式なのですが、文章にすると、とてもややこしくなるので図を参照してください。
ここではAが得られるパスアップボーナスを計算している。
基準額200万円、還元率10%という設定でシミュレーションしてみる。
(図3参照)のB・C・Dの売り上げは、基準額の200万円を繰り上げる。
Aに繰り上がってきた合計金額は600万円になるが、Aもまた上位に200万円を繰り上げなければならないので、Aに残る権利は400万円となる。
その残り400万円に還元率10%をかけると、Aのボーナス計算ができる。
(600万円−200万円)×10%=40万円となり、Aが得られるパスアップボーナスは40万円となる。それでは、B・C・Dのところに残った分(繰り上げ後の残高)はどうなるか。
(図3参照)では、B・C・DはAと同格で、パスアップの権利があるので、繰り上げの後の残高×10%をそれぞれのボーナスとして受け取ることができる(B・C・DがAと同ランクではなく、パスアップの有資格者でない場合、総額がそのままAに繰り上がる)。(500万円+300万円+300万円−200万円)×10%=90万円)
その場合のB・C・Dのボーナスを計算してみる。
▲Bのパスアップボーナス(500万円−200万円)×10%=30万円
▲Cのパスアップボーナス(300万円−200万円)×10%=10万円
▲Dのパスアップボーナス(300万円−200万円)×10%=10万円
それでは、B・C・Dが基準額を超えていない場合どうなるのだろう(図4参照)。
B・C・Dは基準額に達していない。その場合は満たない金額のまま繰り上がります。
つまり、Aには合計300万円の権利が発生し、B・C・Dは基準額をクリアしていないのでパスアップボーナスは発生しない。
前回と同様に、Aも上位に基準額を繰り上げるルールなので、300万円−200万円=100万円となり、100万円×10%=10万円がAのパスアップボーナスとなる。
基準額をパスして繰り上げる(アップする)こと、これがまさしくパスアップの意味なのだ。
オーバーライドがレベルの制限と還元率によって払い出しの限度を設けているのに対し、パスアップは、基準額と還元率によって払い出しの限度を設けている。
前に、オーバーライドのシミュレーションをしたが、今度は同じパターンでパスアップを再計算してみよう。
図を見ておわかりのように、繰り上がるのはあくまでも基準額の200万円だ。自分と下位との合計が200万円を超えた場合、自分から上位に、基準額を繰り上げた後の残額の10%が、その位置で払い出される。
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「一本伸び」ではパスアップのメリットは少ない |
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(図5参照)の例1、例2を参照して、さまざまなケースのパスアップを研究してみよう。
例1のグループ総売り上げは1500万円、例2のグループ総売り上げは1200万円だ。
グループ全体の売り上げは、例1のほうが多いにもかかわらず、例2のAのほうがパスアップボーナスは多くなる。これは、B以降のダウンが、いくら大きな売り上げであっても、Aに繰り上がる基準額が一定であることから、このようなことが起こる。
1系列伸びでは、どうなるのか。
(図6参照)の例3、例4を見ると、例3では、Bがいくら大きく売り上げても、繰り上がるのは基準額の200万円のみだ。さらに、Aもまた200万円を繰り上げるので、差し引きが0となり、Aのパスアップは発生しない。例4でも同様に、Bから200万円が繰り上がります。Aが上位者に繰り上がるのは200万円だから、パーソナルの100万円に対してパスアップが適用になり、100万円×10%=10万円が、パスアップボーナスとなる。
以上のことからわかるように、一本伸びではパスアップのメリットはあまり期待できない。
しかし、2系列以上がアクティブであれば、何万人先で起こった売り上げでも系列ごとに一定の基準額の範囲内で、権利収入を得ることができる。
さて、このパスアップ方式を初めて日本に持ち込んだのは、日本アムウェイなのだ。
日本に上陸した当初、240万V達成が2系列で7万円程度の支給だった(今は率が変更されている)。つまり、基準額240万V、還元率は約3%ということだ。3系列達成だと14万円、4系列だと21万円だから、呼び方は違ってもパスアップの永久還元システムには変わりはない。
なんといっても、パスアップの大きな魅力は「永久還元」にある。基準額という制限はあるが、「自分から何万人先で起こった売り上げでも収入の対象となる」というのは、まさに究極の権利収入のカタチであるといえる。
パスアップとオーバーライドともに、それぞれメリット、デメリットがある。
どちらが優れているか、一概には決められない。取り扱う商材の価格や性質にもよるし、そのビジネスのコンセプトや、ビジョンなどにも大きく左右されるからだ。「伝えやすさ」ではオーバーライドの勝ちだ。2系列以上完璧にアクティブであれば、「恒久的な安定収入」という面において、パスアップのほうが面白いかもしれない。
ちなみに、パスアップとオーバーライドを複合させることは可能だ。
複合させると双方のメリット、デメリットを互いに補うことができるだろう。
パスアップは「自転車の乗り方」のようなもので、一度理解してしまうと、あっけないほど簡単にイメージできる。
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