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オートポジショニング
ボリュウムによるポジショニング
 

バイナリーは2の倍数によって組織構築される。3人目以上の紹介者が、自分の組織図のどの位置に配列されるかという決め事を、一般的に「ポジショニング」や「マッピング」などと呼ぶ。最も多く採用されているパターンが、自分以下の組織で最も弱いところに自動的に配列される場合。(図-1参照)A〜Hの登録があったと仮定し、Hが最後の登録。D〜Gにはそれぞれの数字で示される件数の登録があるということ。
この場合Hは、どのグループにポジショニングされるのか?いっしょに考えてみてください。
たいていの人が、Dと答えるのではないでしょうか。答えはF。この答えが分かった人は、相当バイナリーに詳しい人だ。図-1を一目見ただけでは誰しも一番登録件数が少ないDにポジショニングされると考えがちだが、実際は違っている。

それでは、コンピューターのポジショニングの動き方を追って説明してみよう。
まずAからダウンを見る。その際、判断の基準となるのは、Bの合計登録件数とCの合計登録件数。つまりAから見たレフトとライトの登録件数の大小を最初に見る。図−1の場合、Bの登録件数は、D、E自身にDのダウンの5件と、Eのダウンの12件を足して合計19件。
Cの登録件数は、F、G自身と、Fのダウンの7件、Gのダウンの8件を足して合計17件。
コンピューターはこの時点で、Aから見て弱いほうはCである、と判断する。次にCから見てFとGの登録件数を比較。Fが7件でGが8件だから、今度はFを選択する。このようにしてHは、Fのダウンにポジショニングされる。Aから派生した3人目は、あくまでAからみて最も有利になるよう公平に左右に振り分けられるということ。当然、Bから3人目が派生した場合は、Bにとって最も有利に振り分けられるのでDにポジショニングされる。
このようなことを理解していないために、「早く登録しているのにスピルオーバーされない」という問い合わせや苦情の申し入れが主催企業に入る場合がある。自分の兄弟ライン(図-1ではDとEのような関係)の登録件数がスピルオーバーに影響するというポジショニングの仕組みをしっかり理解しなければならない。

レベルによるポジショニング
 

オートポジショニングのもうひとつの方法に、コンピューターがレベル(階層)で判断する場合がある。Aから派生した3人目以降のポジショニングを、Aから数えて一番近いレベルに配列するというものです。
この方法は組織のでき方によって、左右の登録件数のバランスが、公平に振り分けられない場合がでてくる。図−2を参照。これはその1例だが、Aから派生した3人目以降のポジショニングはL・M・N・Oに配列されてしまう。Aから左右の合計登録件数を見ると、Bのグループの登録件数は14件、Cのグループは22件。この場合Cが多いのにもかかわらずCのダウンに配列される。この傾向は組織が大きく複雑に構築されていくとさらに顕著に現れる。
登録順位が早いほうが絶対的に有利なのもこの方法。Aからのスピルオーバーを、あくまでもAの利益を優先と考えるか、それとも傘下の利益優先と考えるか、それは主催企業の判断による。

ウイングによるポジショニング
 

最近目立って採用企業が増えてきたのがウイングによるポジショニング。
ウイングは翼という意味だが、図−3を見てお分かりのように組織図が翼のような形になることから、このようなネーミングになったようだ。Aの3人目以降の紹介者は、Aのレフト・ライトの両端に限定されていずれか短いほうに配列される。ウイング上にいるメンバーは自分の片側が上位からのスピルオーバーによって構築されやすくなることから、もう片側の応援に徹することができるというメリットがある。

ポジショニングについて大まかに理解している方が多いようですが、実は思っているほど単純ではなく条件づけのプライオリティ(優先順位)によって、組織構築は大きく変化していく。

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